「急な欠員が出た!」、「いきなり大口の予約が入った!」、「繁忙期で人が足りない…」など、突然人手が必要になり困った経験がある方も多いのではないでしょうか。
マイナビの調査によると、アルバイト社員の不足を感じている企業は約7割に上ります。さらに約3割の企業が、採用コストが昨年と比べ増加したと回答しています。(出典:マイナビ『アルバイト採用活動に関する企業調査』https://www.mynavi.jp/news/2019/02/post_19084.html)
人口減少著しい日本において人手不足は必至。人材の確保はますます難しくなっていきそうです。そんな中、面接や登録会などの手間を省き「超単発」でスキマ時間にバイトをお願いできるサービスが目立ってきました。そこで今回は、便利な単発バイトのマッチングサービスをまとめました。


この表は公式ホームページに公開されている情報をもとに作成した一覧です。掲載料を無料とし採用課金型にしているサービスが多いようです。中には閲覧課金型のものや、月額制の定額プランのものもあります。職種を絞って展開しているサービスでは、限定されているからこそその職種を希望している人が集まるというメリットがあるようです。
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タイミ―

橋本環奈さんのテレビCMでおなじみのタイミーです。スキマ時間を有効に使いたいユーザーに「スキマ時間バイト」を提案しています。また、ワーカーの過去の実績や評価を事前に確認できる仕組みもあるので、募集企業側も安心して雇用することができます。
タイミーの特徴
・募集時に求めるスキルを設定できるので、ミスマッチがおきにくい
・即戦力のワーカーを雇うことができるので面接や教育が不要
・リピートしてほしいワーカーをお気に入りリストに追加し、募集の限定公開ができる
・当日欠勤したワーカーにペナルティポイントが発生し、働きにくくなる仕組み
ショットワークス

タイミーと同じく、こちらも最近テレビCMでの露出が増えています。運営している株式会社インディバルはこのショットワークスの他にも「シフトワークス」や「ニイホンdeバイト」、「はた楽求人ナビ」など、いくつかの求人サービスを運営しています。
ショットワークスの特徴
・大学生、専門学生、フリーターの登録者が多い
・24時間365日、いつでも即時掲載をすることができる
・他の類似サービスと比べて圧倒的に利用者数が多い
・一度稼働したスタッフを登録する「レギュラー機能」を使えば、その応募者が再度応募してきた場合に閲覧料がかからない
URL:https://www.indival.co.jp/service/shotworks/
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スキマワークス

こちらは飲食店特化型のサービスで、現在1都3県の店舗が登録可能。有名チェーン、個人事業の業態は問わず、掲載されているようです。
スキマワークスの特徴
・飲食店経験者80%
・ユーザーのうち、飲食経験1年以上のワーカーが66%
・20~30代の学生、フリーターが全ユーザーの60%を占めている
・ワーカーの仕事経験や他店からの評価を確認できる
URL:https://worker.sukimaworks.app/
バイトリー

こちらも飲食店に特化したマッチングサービスです。登録店舗数は現時点で多くないものの、お店、サイトともにスタイリッシュなデザインであることが印象的ですね。
バイトリーの特徴
・月額1万円で採用し放題
・マッチング率90%以上
・バイトリーでのバイト体験をきっかけに長期でのアルバイトや正社員になるケースもある
URL:https://baitry.spotmate.com/
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エリクラ

大手人材サービス企業であるリクルートホールディングスが手掛けるサービス。新規事業プログラムを通じて提案されたもので、現在は実験段階にあるとのことです。アパートやマンションの清掃・巡回点検や、レンタカーの洗車、看板の点検など、超スキマ時間で完結する仕事を依頼できます。
エリクラの特徴
・数分~数十分で完了するような仕事を依頼できる
・近隣のユーザーとマッチングできるため移動費用をなくすことが可能
おてつだいネットワークス

幅広い業務内容をカバーしているのがおてつだいネットワークスで、日本最大級のアルバイト募集サイトとうたっています。1採用ごとに3,000円の「そのつどプラン」と、月額3万円で採用し放題の「あんしん定額プラン」を展開しています。
ポイント
・応募率92.7%(10拠点に9拠点は一人も応募がないことがない)
・募集情報は1日単位で掲載可能
・ワーカー属性が幅広い(学生、フリーター、会社員、自営業、主婦/主夫など)
URL:https://otet.jp/wk/index.php
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まとめ
今回は採用にかかる手間とコストを削減できるマッチングサービスをご紹介しました。厚生労働省の調査によると、非正規雇用労働者数はゆるやかに増加傾向にあり、雇用形態別でみるとパート・アルバイトが増加しています。
(出典:厚生労働省『「非正規雇用」の現状と課題』https://www.mhlw.go.jp/content/000508253.pdf)
「スキマ時間で賢く稼ぎたい」という働き手と、「急ぎで人手が欲しい!」という企業側のニーズをマッチングさせるこれらのサービスは今後盛り上がりを見せそうです。